2006年05月13日

グーグル Google 既存のビジネスを破壊する

GW中に佐々木俊尚著「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」を読みました。グーグルによって既存のビジネスがどのように影響を受けるか(ここでは”破壊”という言葉で表現されていますが)が、実例をあげて紹介しているので、具体的にイメージしやすかったです。

勉強になったのは”アテンション”というキーワード。多分、前から注目されてたキーワードなんでしょうが。
インターネット時代に入り、情報が大量に流通し、過多になってくると、「ただ情報を持っているだけ」というのでは、人々に見向きされなくなってしまう。情報を持っているだけでなく、人々に注意喚起し、注目を集めることのできるメディア−つまりアテンションを持ったメディアだけが力を持つことができるようになるのである。これがアテンションエコノミーだ。

確かに、これだけ情報量が多いと、どれを見ればいいのか分からなくなりますね。そこで検索サイトの登場なんでしょう。
なかでもグーグルが抜きん出ていると。ただ、グーグルが大きくなればなる程、商的になればなる程、でも、そのアテンションは、どこまで信憑性のあるものなの?と感じてきそうな。このアテンション、ちょっとスポンサー意識していないかい?純粋にエンドユーザーの立場になったアテンションになっている?みたいな。

また本書は、グーグルの存在によって享受される明るい面だけでなく、暗部についても書かれてありました。膨大な情報を蓄積することで起こりえるプライバシー侵害の問題、また、グーグルの検索結果から排除されることで不利益をこうむる可能性(グーグル八分)。ユーザーとの問題が発生した場合のアカウンタビリティの希薄性。ネット上で世界に影響を及ぼす巨大な力を持ったがうえに政府や国際機関と摩擦。。。

グーグルがもたらす明と暗が書かれてあってなかなか面白かったです。

posted by mu at 11:33| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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